ドンレミ・ラピュセル~続・ジャンヌを巡る旅・4日目~
私がジャンヌ・ダルクの生まれ故郷、ドンレミ・ラ・ピュセルに到着したのは16時ごろ。少し薄暗くなり始めたころです。

早速荷物を預けにホテルにチェックインしました。
今回宿泊したのは「Le Clos Domremy」というホテルです。
多分、ドンレミ・ラ・ピュセルの中心部に最も近い宿です。200mくらいでしょうか?
ここは、また別記事でご紹介したいと思いますが
ジャンヌ・ダルクを目当てにこの村に宿泊するのであれば、この宿を強くお勧めします。
ホテルの事は後回しにして早速このドンレミ村の中を見ていきます。
あたりはもう薄暗くなっています。時間は無駄にできません。
私はここを訪問するのは2度目です。
なので、何か新しい物を見に来た訳ではありません。
それでも私はここをもう一度訪れてみたいと思いました。
ゆっくりと思い出に残る道をたどります。
まず最初はやっぱりここ。今も残るジャンヌの生家です。⇒(前回)

秋の紅葉に彩られた庭は、夏とはまた違った魅力があります。
そこに隣接する、たぶんジャンヌが最も訪れた場所であるサン・レミ教会。⇒(前回)

少しだけ中でお祈りをしていきました。
私は、ここにもう一度来れた事の感謝を祈りました。

この小さな教会は、静かでとても落ち着きます。
明日もまた来たいと思いました。
夕方のドンレミ村を歩いて1か所ずつ巡っていきます。
何度も思い返した道のりです。
間違えるはずもありません。
そういえば前回はこの分かれ道でちょっと間違えてしまいました。

それも今となっては楽しい思い出です。
少し歩いた村のはずれにある妖精の木と乙女の泉。⇒(前回)

この周囲でジャンヌは楽しいひと時を過ごしていたはずです。
どれも以前とは変わらない姿でそこにあって、私は同じ道を同じように辿りました。

大きな村ではないので、程良い散歩程度の感覚で回れます。
私が、何故またこの村を訪問先に選らんだのかというと、「癒されに来た。」という感覚が本音でしょうか。
旅に出る事を決定した少し前、私は日本でちょっと疲れていました。
好きな事に浸り、ちょっと癒されたくて旅に出たというのが実際です。
事実、この旅で何度も+方向に揺さぶられた私の心はかなり感受性を取り戻してきていました。
でも、この時のドンレミ村の夕暮れのお散歩程に私を癒してくれた時間はありませんでした。
ジャンヌも何度も何度もこの道を歩いて、この夕暮れの牧場を眺めたのでしょうね。
その道を590年後に遠く1万キロ離れたアジアの日本に住私が辿る事の不思議を考えていました。
そうしているうちに、その日最後に辿り着いたのはジャンヌの功績を称えられて建造されたボワ・シュヌ教会でした。⇒(前回)

一通り中を見学した後、最後に私はお土産コーナーに入りました。
前回訪問時はちょうど昼休みで閉まっていたので、ここに入るのは初めてです。
そこには店員さんと、ちょっと困って何か相談しているような女性達の姿がありました。
それがファビエンヌさんとの出会いでした。
まとめページにもどります。

早速荷物を預けにホテルにチェックインしました。
今回宿泊したのは「Le Clos Domremy」というホテルです。

ここは、また別記事でご紹介したいと思いますが
ジャンヌ・ダルクを目当てにこの村に宿泊するのであれば、この宿を強くお勧めします。
ホテルの事は後回しにして早速このドンレミ村の中を見ていきます。
あたりはもう薄暗くなっています。時間は無駄にできません。
私はここを訪問するのは2度目です。
なので、何か新しい物を見に来た訳ではありません。
それでも私はここをもう一度訪れてみたいと思いました。
ゆっくりと思い出に残る道をたどります。
まず最初はやっぱりここ。今も残るジャンヌの生家です。⇒(前回)

秋の紅葉に彩られた庭は、夏とはまた違った魅力があります。
そこに隣接する、たぶんジャンヌが最も訪れた場所であるサン・レミ教会。⇒(前回)

少しだけ中でお祈りをしていきました。
私は、ここにもう一度来れた事の感謝を祈りました。

この小さな教会は、静かでとても落ち着きます。
明日もまた来たいと思いました。
夕方のドンレミ村を歩いて1か所ずつ巡っていきます。

間違えるはずもありません。
そういえば前回はこの分かれ道でちょっと間違えてしまいました。

それも今となっては楽しい思い出です。
少し歩いた村のはずれにある妖精の木と乙女の泉。⇒(前回)

この周囲でジャンヌは楽しいひと時を過ごしていたはずです。
どれも以前とは変わらない姿でそこにあって、私は同じ道を同じように辿りました。

大きな村ではないので、程良い散歩程度の感覚で回れます。
私が、何故またこの村を訪問先に選らんだのかというと、「癒されに来た。」という感覚が本音でしょうか。
旅に出る事を決定した少し前、私は日本でちょっと疲れていました。
好きな事に浸り、ちょっと癒されたくて旅に出たというのが実際です。
事実、この旅で何度も+方向に揺さぶられた私の心はかなり感受性を取り戻してきていました。
でも、この時のドンレミ村の夕暮れのお散歩程に私を癒してくれた時間はありませんでした。
ジャンヌも何度も何度もこの道を歩いて、この夕暮れの牧場を眺めたのでしょうね。
その道を590年後に遠く1万キロ離れたアジアの日本に住私が辿る事の不思議を考えていました。
そうしているうちに、その日最後に辿り着いたのはジャンヌの功績を称えられて建造されたボワ・シュヌ教会でした。⇒(前回)

一通り中を見学した後、最後に私はお土産コーナーに入りました。
前回訪問時はちょうど昼休みで閉まっていたので、ここに入るのは初めてです。
そこには店員さんと、ちょっと困って何か相談しているような女性達の姿がありました。
それがファビエンヌさんとの出会いでした。
まとめページにもどります。
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【信On】私の現状の装備はこんな有様です。
- CATEGORY信長の野望Online
- COMMENT4
- TRACKBACK0
最近の私の戦国ライフは、というと・・・もっぱら夢幻城を登っている毎日です。
何故、登るのか?と問われれば、当然家臣ジャンヌさんの為です。
1階の区切りもボリューム的にも今の私にはちょうど良い感じです。
途中で離席しても英傑が戦ってくれますしね。
長くはログインできないのですが、1ログイン1階ずつ攻略して、昨日ようやく9階を攻略しました。
もっともっと登りたい私の前に、この敵が立ちふさがりました。

この先の初回攻略報酬ほ手に入れる為に、私はこの敵を倒さなくてはなりません。

はい、SSも無く全滅でした。
1体しか倒せませんでした。
火力、耐久力共に大きな不足を感じました。
先日、Twitterで「自分の装備は一体何世代前の装備なのだろう?」と呟いた方がいらっしゃいました。
長らく装備に無頓着で、新しい仕様にもついて行けていない私の装備は、いったいどのくらい前の標準なのでしょう?
という事で、恥を承知で私の装備を全部ご紹介いたします。
突っ込み所は満載かと思います。
というか、私自身「これはちょっと・・・」と思う部分が幾つかありました。
しかし、もう、何をどう手を付けていけば良いのかさっぱり五里霧中なのです。
もし「ここだけは弱くてもすぐ出来るからこうしておきなさい!」という部分があればコメントやTwitterの信等頂けると大喜びします^^
まずは武器です。
そうはいっても定番の天桜の弓です。
大きく劣っているとまでは・・・・無いですよね??

次は胴装備です。
私が持っている装備の中で一番新しい物です。
頂き物ですが回避が21も有り、お気に入りです。
これだけは十分現役でも通用するのではないでしょうか?

これは冠です。
見た目を無双かつらに変更しているお気に入りです。
何故耐久・知力にしたのかは・・・忘れてしまいました^^

こちらが袋です。
付与が耐久にいったり腕力に行ったりしているのは、私の育成プランが耐久優先と腕力優先の間でふらふらしている事を表しています。
・・・耐久35%?
メンテナンスをほったらかしにしているのが解りますね。

首飾りです。
あら、ここも覇道装備ですね?
なぜ勇気ではないのでしょう・・・?
過去の自分がした事が解りません。

お守り装備です。
ここはちゃんと勇気です。
勇気装備の事を知らなかったという訳では無かったようです。
ちなみに魔道は放置されています。

籠手です。
ここも覇道装備です。
2個目の宝玉が埋まっている装備の方が稀です。
困ったものです。

指輪はこのように・・・
+80と+78・・・私にしては結構頑張っているような、いないような・・・

紋所は桜紋になっています。
紋所の価値上げは遥か昔に頑張っていたような気がします。

腰袋は野望です。
これが最新であっていますでしょうか?
火力不足な私としては、腕力も伸ばしたい所です。

草履も覇道・・・
え?
耐久性2で5%?
きっともうペラペラです。靴下くらいの効果しか無さそうです。
手を入れるべき装備の筆頭はここでしょうか?

護符は信長さんです。
価値は34まで上げました。
作り直すのは大変そうですね。

特殊装備は勇気の兵法書です。
この時は耐久が欲しいタイミングだったようです。

腕貫は決戦です。
何か、ダンジョンを頑張ったような気がします。

最後は帯です。
一応三徳ですが・・・今はこの上のグレードがあったりするのでしょうか?

こう見ると、所々(全部??)復帰とかに関係なく問題のありそうな所があるような気もしますが・・・
どこから手を付けるべきかさっぱりです。
どなたか私にアドバイスを下さる物好きな方いらっしゃれば、少しばかりアドバイスを頂けませんか??
↓久しぶりにテコ入れをして、あの龍にリベンジと行きたいのですが・・・
もしよろしければ、クリックして頂けるととても嬉しいです。


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何故、登るのか?と問われれば、当然家臣ジャンヌさんの為です。
1階の区切りもボリューム的にも今の私にはちょうど良い感じです。
途中で離席しても英傑が戦ってくれますしね。
長くはログインできないのですが、1ログイン1階ずつ攻略して、昨日ようやく9階を攻略しました。
もっともっと登りたい私の前に、この敵が立ちふさがりました。

この先の初回攻略報酬ほ手に入れる為に、私はこの敵を倒さなくてはなりません。

はい、SSも無く全滅でした。
1体しか倒せませんでした。
火力、耐久力共に大きな不足を感じました。
先日、Twitterで「自分の装備は一体何世代前の装備なのだろう?」と呟いた方がいらっしゃいました。
長らく装備に無頓着で、新しい仕様にもついて行けていない私の装備は、いったいどのくらい前の標準なのでしょう?
という事で、恥を承知で私の装備を全部ご紹介いたします。
突っ込み所は満載かと思います。
というか、私自身「これはちょっと・・・」と思う部分が幾つかありました。
しかし、もう、何をどう手を付けていけば良いのかさっぱり五里霧中なのです。
もし「ここだけは弱くてもすぐ出来るからこうしておきなさい!」という部分があればコメントやTwitterの信等頂けると大喜びします^^
まずは武器です。
そうはいっても定番の天桜の弓です。
大きく劣っているとまでは・・・・無いですよね??

次は胴装備です。
私が持っている装備の中で一番新しい物です。
頂き物ですが回避が21も有り、お気に入りです。
これだけは十分現役でも通用するのではないでしょうか?

これは冠です。
見た目を無双かつらに変更しているお気に入りです。
何故耐久・知力にしたのかは・・・忘れてしまいました^^

こちらが袋です。
付与が耐久にいったり腕力に行ったりしているのは、私の育成プランが耐久優先と腕力優先の間でふらふらしている事を表しています。
・・・耐久35%?
メンテナンスをほったらかしにしているのが解りますね。

首飾りです。
あら、ここも覇道装備ですね?
なぜ勇気ではないのでしょう・・・?
過去の自分がした事が解りません。

お守り装備です。
ここはちゃんと勇気です。
勇気装備の事を知らなかったという訳では無かったようです。
ちなみに魔道は放置されています。

籠手です。
ここも覇道装備です。
2個目の宝玉が埋まっている装備の方が稀です。
困ったものです。

指輪はこのように・・・
+80と+78・・・私にしては結構頑張っているような、いないような・・・

紋所は桜紋になっています。
紋所の価値上げは遥か昔に頑張っていたような気がします。

腰袋は野望です。
これが最新であっていますでしょうか?
火力不足な私としては、腕力も伸ばしたい所です。

草履も覇道・・・
え?
耐久性2で5%?
きっともうペラペラです。靴下くらいの効果しか無さそうです。
手を入れるべき装備の筆頭はここでしょうか?

護符は信長さんです。
価値は34まで上げました。
作り直すのは大変そうですね。

特殊装備は勇気の兵法書です。
この時は耐久が欲しいタイミングだったようです。

腕貫は決戦です。
何か、ダンジョンを頑張ったような気がします。

最後は帯です。
一応三徳ですが・・・今はこの上のグレードがあったりするのでしょうか?

こう見ると、所々(全部??)復帰とかに関係なく問題のありそうな所があるような気もしますが・・・
どこから手を付けるべきかさっぱりです。
どなたか私にアドバイスを下さる物好きな方いらっしゃれば、少しばかりアドバイスを頂けませんか??
↓久しぶりにテコ入れをして、あの龍にリベンジと行きたいのですが・・・
もしよろしければ、クリックして頂けるととても嬉しいです。


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ドンレミ村への道のりと親切な駅員さんとの再会について~続・ジャンヌを巡る旅・4日目~
私は早朝のオルレアンで目覚めました。
今日の目的地はジャンヌの生まれ故郷「ドンレミ・ラ・ピュセル」です。
チェックアウトまでの時間を利用して、早朝のオルレアンを散歩します。

これも現地に泊まらないと出来ない経験です。
ジャンヌもこの朝の空気を感じたのでしょうね。そう思うと、この朝の散歩も特別なものに思います。
オルレアンからドンレミ村はかなりの距離があります。
500~600kmくらいでしょうか。当然移動時間もかかります。
本日の移動の予定は
オルレアンをTGVで9:29発のTGV⇒パリのオーストリッツ駅10:39着⇒地下鉄メトロでパリ東駅まで移動し12:28TGV⇒ナンシー13:58着⇒14:09ヌフシャトー行きのバス⇒15:14ヌフシャトー着、後はタクシーでなんとか!という旅程です。
一番の難関は、ナンシー駅でのバスへの乗り継ぎです。
ナンシーに到着してから乗り継ぎの余裕が11分しかありません。
後続のバスも有るには有りますが、ドンレミ村に到着するのがもっと遅くなってしまいます。
結構厳しいスケジュールです。
ドンレミ村はジャンヌファンにとってどうしても行きたい土地のひとつですが、交通の便は余り良くなく、訪問の難易度はちょっと高めです。
今日は移動に集中しなければ・・・
私は決意を固めてTGVに乗り込みました。

途中、ナンシー駅でバスの乗り場を探すのに手間取るアクシデントはありましたが、何とかヌフシャトー行のバスに乗る事が出来ました。
昨日、オルレアンでは快晴あったのに、今日は若干曇り気味です。

ここまで来たらタイトな乗り継ぎはありませんので若干余裕が出てきます。
ヌフシャトーの後は、野となれ山となれ、タクシーが手配出来なければ最悪は歩くことになります。
実はこの時ヌフシャトーに寄らずに別のバス停からドンレミ村に直行するルートも有りそうだったのでした。
この地域の大きな総合病院が停留所に入っていたのです。総合病院であればタクシーの手配も田舎の駅よりは簡単な気がします。
でも私はヌフシャトーにもお会いしたい方がいました。
それは前回ドンレミ村を訪問した時、ヌフシャトーの駅で私にタクシーを手配して下さった駅員さんです。
私は前回ヌフシャトー駅からドンレミ村までの道のりをノープランで訪問してしまい、ここの駅員さんに助けて貰ってタクシーを呼んでもらって村まで辿り着いたという経緯があります。
当然お礼は行きかえりの両方でお伝えしたのですが、日本に帰ってから家族に「それってチップのお支払をした?」と指摘を受けました。
「業務外での親切な訳だし、そこはチップをお支払いする場面なのでは?」ということでした。
成程、確かに・・・。
当然私は普段チップという習慣が無くて不慣れです。
どんな場面で、どのくらいお支払いするものか解りません。
ここはもう一度お会いして今度こそ失礼の無いようにお礼しないと、と思いました。
ヌフシャトー駅の外観はこんな感じです。

駅員さんの姿を探すと、窓口にいらっしゃいました。
確かに2年前にお世話になった方です。
私はスマホを片手に話かけました。
「お仕事中にすみません。ドンレミ村まで行きたいのですがタクシーを呼んで頂けませんか?」2年前と同じように切り出すと、彼女は嫌な顔一つせずに
「OK。ちょっと待ってね。(タクシーの番号を調べて電話をかけて下さって。)・・・20分くらいで来れるそうよ。」と前回と同じようにテキパキと手配してくださいました。
タクシーを待っている間にもう一度駅員さんにお話しします。
「実は、2年前も同じように助けて頂きました。」
「え?本当に?気が付かなかったわ。」
「実は、その時にちゃんとお礼をしていなくて・・・」
私は女性にそんな事を言ってしまいました。
すると女性は、強く手を振って「要らない、要らない。」と否定されてしまいました。
私はまた間違ってしまったようです。
本当に、チップという文化は加減と場面が難しいです。
女性は、ただただ親切心でずっと対応してくださったのに・・・
私は、安易に行動してしまった事を恥じました。
なんだか彼女の親切心をお金で解決しようとしてしまったみたいで申し訳ない気持ちになりました。
タクシーが到着した時、彼女はそれでも笑顔で、送り出してくださいました。
「良い旅を!」
もし3回目ドンレミ村を訪問する事があれば、その何度目かの親切へのお礼の気持ちとして日本から和菓子か小物等、何か遠慮せずに受け取って頂けそうな物を持て行こうと思います。
そうして私は無事にドンレミ・ラ・ピュセルに到着しました。

ここがジャンヌが産まれ、人生の大半を過ごし、戦場に出て帰郷を熱望しながらついに果たせなかった場所です。
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今日の目的地はジャンヌの生まれ故郷「ドンレミ・ラ・ピュセル」です。
チェックアウトまでの時間を利用して、早朝のオルレアンを散歩します。

これも現地に泊まらないと出来ない経験です。
ジャンヌもこの朝の空気を感じたのでしょうね。そう思うと、この朝の散歩も特別なものに思います。
オルレアンからドンレミ村はかなりの距離があります。
500~600kmくらいでしょうか。当然移動時間もかかります。
本日の移動の予定は
オルレアンをTGVで9:29発のTGV⇒パリのオーストリッツ駅10:39着⇒地下鉄メトロでパリ東駅まで移動し12:28TGV⇒ナンシー13:58着⇒14:09ヌフシャトー行きのバス⇒15:14ヌフシャトー着、後はタクシーでなんとか!という旅程です。
一番の難関は、ナンシー駅でのバスへの乗り継ぎです。
ナンシーに到着してから乗り継ぎの余裕が11分しかありません。
後続のバスも有るには有りますが、ドンレミ村に到着するのがもっと遅くなってしまいます。
結構厳しいスケジュールです。
ドンレミ村はジャンヌファンにとってどうしても行きたい土地のひとつですが、交通の便は余り良くなく、訪問の難易度はちょっと高めです。
今日は移動に集中しなければ・・・
私は決意を固めてTGVに乗り込みました。

途中、ナンシー駅でバスの乗り場を探すのに手間取るアクシデントはありましたが、何とかヌフシャトー行のバスに乗る事が出来ました。
昨日、オルレアンでは快晴あったのに、今日は若干曇り気味です。

ここまで来たらタイトな乗り継ぎはありませんので若干余裕が出てきます。
ヌフシャトーの後は、野となれ山となれ、タクシーが手配出来なければ最悪は歩くことになります。
実はこの時ヌフシャトーに寄らずに別のバス停からドンレミ村に直行するルートも有りそうだったのでした。
この地域の大きな総合病院が停留所に入っていたのです。総合病院であればタクシーの手配も田舎の駅よりは簡単な気がします。
でも私はヌフシャトーにもお会いしたい方がいました。
それは前回ドンレミ村を訪問した時、ヌフシャトーの駅で私にタクシーを手配して下さった駅員さんです。
私は前回ヌフシャトー駅からドンレミ村までの道のりをノープランで訪問してしまい、ここの駅員さんに助けて貰ってタクシーを呼んでもらって村まで辿り着いたという経緯があります。
当然お礼は行きかえりの両方でお伝えしたのですが、日本に帰ってから家族に「それってチップのお支払をした?」と指摘を受けました。
「業務外での親切な訳だし、そこはチップをお支払いする場面なのでは?」ということでした。
成程、確かに・・・。
当然私は普段チップという習慣が無くて不慣れです。
どんな場面で、どのくらいお支払いするものか解りません。
ここはもう一度お会いして今度こそ失礼の無いようにお礼しないと、と思いました。
ヌフシャトー駅の外観はこんな感じです。

駅員さんの姿を探すと、窓口にいらっしゃいました。
確かに2年前にお世話になった方です。
私はスマホを片手に話かけました。
「お仕事中にすみません。ドンレミ村まで行きたいのですがタクシーを呼んで頂けませんか?」2年前と同じように切り出すと、彼女は嫌な顔一つせずに
「OK。ちょっと待ってね。(タクシーの番号を調べて電話をかけて下さって。)・・・20分くらいで来れるそうよ。」と前回と同じようにテキパキと手配してくださいました。
タクシーを待っている間にもう一度駅員さんにお話しします。
「実は、2年前も同じように助けて頂きました。」
「え?本当に?気が付かなかったわ。」
「実は、その時にちゃんとお礼をしていなくて・・・」
私は女性にそんな事を言ってしまいました。
すると女性は、強く手を振って「要らない、要らない。」と否定されてしまいました。
私はまた間違ってしまったようです。
本当に、チップという文化は加減と場面が難しいです。
女性は、ただただ親切心でずっと対応してくださったのに・・・
私は、安易に行動してしまった事を恥じました。
なんだか彼女の親切心をお金で解決しようとしてしまったみたいで申し訳ない気持ちになりました。
タクシーが到着した時、彼女はそれでも笑顔で、送り出してくださいました。
「良い旅を!」
もし3回目ドンレミ村を訪問する事があれば、その何度目かの親切へのお礼の気持ちとして日本から和菓子か小物等、何か遠慮せずに受け取って頂けそうな物を持て行こうと思います。
そうして私は無事にドンレミ・ラ・ピュセルに到着しました。

ここがジャンヌが産まれ、人生の大半を過ごし、戦場に出て帰郷を熱望しながらついに果たせなかった場所です。
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