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オルレアンの聖堂と足を痛めて得た大切な教訓について~続・ジャンヌを巡る旅・3日目~

ジャンヌ・ダルク研究センターから出た私は、しばらくぽーっとあてどもなく歩いていました。
先程の幸運が頭の中をぐるぐると回っていました。

海外でこういうのは危険です。
一旦静かな所で頭を休ませなくては・・・
私はその足でサント・クロワ大聖堂に向かいました。
2018オルレアンサントクロワ

ここはオルレアンの中心部近くにある大聖堂です。
13世紀に建造が開始され、16世紀のユグノー戦争の折に破壊された後、17~19世紀に修復されました。
2018サントクロワ2

中をぐるりと一周します。
見覚えが沢山あります。
たった2年前の事なのにどこも懐かしいです。
2018オルレアン聖堂の中

ああ、オルレアンでは特にジャンヌは人気です。
とても立派な祭壇が・・・
2018サントクロワジャンヌ像

当然私も蝋燭を捧げます。
2018サントクロワの蝋燭
蝋燭は数ユーロでその場で購入できます。
私の少しのお金がこの聖堂の維持に使われ、つかの間ジャンヌを照らすのであれば本望です^^

私はクリスチャンではありません。でも、大聖堂の静謐な空気が大好きです。
誰もが自分の祈りの時間を大切に思い、他者の祈りの時間を尊重し、ただ静かに流れる空気と時間は本当に心地良いものです。
椅子に座って、今日の幸運への感謝と、これからの事を考えました。

まだ日が落ちるにはしばらくあります。
時間を無駄にするのも勿体ないですが、実はオルレアンに関してのプランはここまでです。
私にはもう日本から持って来た本がありません。
何をするか、何を見て回るか、自分で新たに設定しなくてはなりません。

私は今まで、本の説明に従って教会や跡地や遺跡を見て回りました。
でも、それ以外の場所にも彼女は600年前に存在していたはずです。
例えばそこの裏路地を走って前線に向かったかもしれません。
街中を誰かと見て回ったかもしれません。
いわゆる、観光スポット、ではなく実際に彼女が駆けた所を私も自分の足で体験して、そのスケール感を体験しておこうと思いました。
オルレアンがどのくらいの都市で、どんな勾配があってどんな光景や風を彼女が体験したのか辿ってみようと思いました。

よし、オルレアンを歩いてみましょう!!
まずはオルレアンに面するロワール河を目指します。
成るべく古そうな道をセレクトしながら・・・
2018裏路地

途中、丘のような地域があって勾配も結構長く続きます。
2018裏路地2
道も狭いですね。もしかしたら当時の道幅はこのくらいが主流だったのかもしれません。
そういう絵画も見たことがあるような・・・気が・・・・
段々息が切れてきました。

それでも進み続け、丘を下った私の目に美しいロワール河が飛び込んできました。
2018オルレアンロワーヌ川
この季節のロワールは本当に綺麗です。
足を痛くしたかいも在ろうというものです^^

反対側に見えるのはジョルジュ橋です。
2018ジョルジュ橋
当時のジョルジュ橋はもう少し手前側(戦勝の記念碑の位置からすると100m程)になります。
この橋を挟んで対岸に位置するトゥーレル砦を解放する為の戦いはジャンヌの戦いの中でも序盤最大の激戦ではないでしょうか?
ここでの戦いに勝利した事で、オルレアンの解放はほぼ成し遂げられた状態になります。

さて・・・
市街地まで帰らないといけません。
私は、自分の足を持って体感し、ひとつの教訓を得ました。

オルレアン市、思った以上に広い・・・
端から端まで歩くとか、ちょっと・・・無理とは言わないけれど・・・


帰りは素直に適当な所で自転車を借りました。
2018オルレアン素直に

オルレアン市ではクレジットカードさえあれば誰でも簡単に電気自転車をレンタルすることができます。
これで帰りは坂道も余裕です^^
そういえばジャンヌのオルレアン入城の絵画も馬でしたし、戦場に駆けつける時も証言にも馬を利用していましたね。

教訓、当時から徒歩より馬の方が楽でした。

追伸。
オルレアンのお土産物屋さんで見つけたジャンヌ像です。
2018あんまりなジャンヌ像

600年前にオルレアンを救った少女の造形としてはあんまりだと思いました^^

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