ブーテ・ド・モンヴェルとマリー・ドルレアンのジャンヌ・ダルク~続・ジャンヌを巡る旅・3日目~
自転車で市内に戻った私は、オルレアン市にあるオルレアン歴史・考古博物館を訪れました。
佇まいはこんな感じです。

ここは以前も訪れた事のある博物館です。
>>オルレアン歴史・考古博物館
前回はジャンヌ・ダルクに纏わる彫像や絵画が展示されていましたが、2年もたっているので展示物も変わっているだろうと思い訪問してみました。
入口には何やらポスターが貼ってあります。

何も予備知識無く訪問してみたのですが、この人名には見覚えがあります。
なぜ知っているかというと、以前から彼の作品の事がとても好きで、繰り返しその名前も見ていたからです。
今回はそんな彼の代表作であるこの絵本の特設展でした。

その彼の名前はブーテ・ド・モンヴェル。
オルレアン出身の画家・イラストレーター・絵本作家です。

1878年頃から活躍した人物で、児童書の挿絵や楽譜で有名です。
その中でも、絵本『ジャンヌ・ダルク』は一番の傑作だと私は思っています。
彼の絵本はフランスだけでは無く多くの言語に翻訳されて愛されています。

当然日本語もあります。

というか実は私も持っています^^
>>ブーテ・ド・モンヴェルのジャンヌ・ダルク
これはもう絶版していますのでなかなか手に入りません。
私の宝物のひとつです。
この絵本はタイトルのとおりジャンヌ・ダルクの人生を描いた絵本です。

その絵柄は淡い色彩でこんなにも緻密に描かれています。

まさかここでその本の初版や原画を見ることが出来るとは思いもよりませんでした。
前回といい、今回といい、この博物館はジャンヌ・ダルク関連を常設しているのでしょうか?
それとも偶然なのでしょうか?
私はこの絵本のジャンヌ・ダルクが大好きです。
優しい色彩で、でも物語は忠実に、ジャンヌの生涯を描いています。
その絵はどのページを開いても素晴らしい構図と緻密さで何度見ても飽きません。
絵画部門で最も愛するジャンヌ・ダルクです^^
博物館を出る時にはもうすぐ夕方という時間でした。
そこで今度は私の一番好きな立体のジャンヌ像に会いに行くことにしました。
オルレアンの大聖堂のすぐ近くにあるグロロ邸という場所にその像はあります。

このグロロ邸は以前にも訪問しています。
もしよろしければそちらもご覧ください。
ジャンヌ・ダルクファンの夢の館
これが私の一番好きなジャンヌ像です。

作者はマリー・ドルレアン。オリジナルはジャンヌの故郷ドンレミ村にあるジャンヌの生家の中にあります。
多分この像はブロンズのレプリカなのでしょうね。
それでもこの像を一番好きなのは、この傷だらけの姿にあります。
この傷は世界大戦の折、地上戦に巻き込まれてついた傷なのだそうです。
このジャンヌは世界大戦の戦火をこの表情で見ていたのでしょう。
その傷は歴史に翻弄され続けた彼女自身の運命とも重なって、時代の移り変わりと戦争の重みを語りかけているように思います。
傷ついても静かにオルレアンの町を見ているこの姿が、私は一番大好きです。
さて、夕焼けのサント・クロワ大聖堂に別れを告げます。

実は一日はまだ終わりではありません。
今日止まるホテルはちょっと特別なのです。
私は今日のもうひとつの楽しみに向けて歩き出しました。
<<まとめページにもどります。>>
佇まいはこんな感じです。

ここは以前も訪れた事のある博物館です。
>>オルレアン歴史・考古博物館
前回はジャンヌ・ダルクに纏わる彫像や絵画が展示されていましたが、2年もたっているので展示物も変わっているだろうと思い訪問してみました。
入口には何やらポスターが貼ってあります。

何も予備知識無く訪問してみたのですが、この人名には見覚えがあります。
なぜ知っているかというと、以前から彼の作品の事がとても好きで、繰り返しその名前も見ていたからです。
今回はそんな彼の代表作であるこの絵本の特設展でした。

その彼の名前はブーテ・ド・モンヴェル。
オルレアン出身の画家・イラストレーター・絵本作家です。

1878年頃から活躍した人物で、児童書の挿絵や楽譜で有名です。
その中でも、絵本『ジャンヌ・ダルク』は一番の傑作だと私は思っています。
彼の絵本はフランスだけでは無く多くの言語に翻訳されて愛されています。

当然日本語もあります。

というか実は私も持っています^^
>>ブーテ・ド・モンヴェルのジャンヌ・ダルク
これはもう絶版していますのでなかなか手に入りません。
私の宝物のひとつです。
この絵本はタイトルのとおりジャンヌ・ダルクの人生を描いた絵本です。

その絵柄は淡い色彩でこんなにも緻密に描かれています。

まさかここでその本の初版や原画を見ることが出来るとは思いもよりませんでした。
前回といい、今回といい、この博物館はジャンヌ・ダルク関連を常設しているのでしょうか?
それとも偶然なのでしょうか?
私はこの絵本のジャンヌ・ダルクが大好きです。
優しい色彩で、でも物語は忠実に、ジャンヌの生涯を描いています。
その絵はどのページを開いても素晴らしい構図と緻密さで何度見ても飽きません。
絵画部門で最も愛するジャンヌ・ダルクです^^
博物館を出る時にはもうすぐ夕方という時間でした。
そこで今度は私の一番好きな立体のジャンヌ像に会いに行くことにしました。
オルレアンの大聖堂のすぐ近くにあるグロロ邸という場所にその像はあります。

このグロロ邸は以前にも訪問しています。
もしよろしければそちらもご覧ください。
ジャンヌ・ダルクファンの夢の館
これが私の一番好きなジャンヌ像です。

作者はマリー・ドルレアン。オリジナルはジャンヌの故郷ドンレミ村にあるジャンヌの生家の中にあります。
多分この像はブロンズのレプリカなのでしょうね。
それでもこの像を一番好きなのは、この傷だらけの姿にあります。
この傷は世界大戦の折、地上戦に巻き込まれてついた傷なのだそうです。
このジャンヌは世界大戦の戦火をこの表情で見ていたのでしょう。
その傷は歴史に翻弄され続けた彼女自身の運命とも重なって、時代の移り変わりと戦争の重みを語りかけているように思います。
傷ついても静かにオルレアンの町を見ているこの姿が、私は一番大好きです。
さて、夕焼けのサント・クロワ大聖堂に別れを告げます。

実は一日はまだ終わりではありません。
今日止まるホテルはちょっと特別なのです。
私は今日のもうひとつの楽しみに向けて歩き出しました。
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