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旅の指さし会話帳とファビエンヌさんとの出会い~続・ジャンヌを巡る旅・4日目~

ボワシュヌ教会のお土産物コーナーには複数の女性の姿がありました。
店員の方と、その方と親しげに話す女性、そして旅行客らしい3人の女性でした。
2018ボワシュヌの正面
邪魔にならないように絵葉書やジャンヌ・ダルクの彫像を物色していると旅行客の方に話しかけられました。
どうも言葉が通じずに困っているようです。

旅行客の3人は英語もフランス語も話せないようです。スペイン語圏でしょうか?それすらも怪しいです。
お店の方の2人組はフランス語と簡単な英語しか話せないようです。
私は、というと日本語しか話せません。
こうして意思疎通の出来ない3つのグループが出来上がりました。

同じ異国を旅する者同士です。出来れば何かお手伝いをしたい所です。
私は、こういうことも有ろうかと持参していた日仏の旅の指さし会話帳とスマホを取り出しました。

この旅の指さし会話帳は前回も持ってきた私の旅の必携アイテムです。
2018旅の指さし会話帳
中には大きな文字と絵で日本語とフランス語が記載されています。
それを指差し、他の情報を補足する事で何とかこちらの意図を伝えるのです。
例えば、食事に使うページですとこのように・・・
2018食事用

裏表紙には筆談に一番良く利用するフレーズがあり、とっさの際にもすぐに指させます。
2018ここに書いて下さい
このブログで時々リアルタイムで話しているように表現される場面でも、簡単な単語の英語とこれらのツールの組み合わせで意思疎通をしています。

まずは旅行客の方に向き直り、紙とペンを差出します。
筆談であれば発音の問題は解決されます。
そこに記入された文章はスペイン語でした。それをスマホで翻訳します。
どうやらお土産物の聖人のお守りを見て、その聖人様のお名前を知りたいようでした。

これなら簡単です。
私はすかさずこの指差し手帳の「ここに書いてください。」のページを指さしながら店員さんに紙を手渡し、そこに「name?」とだけ記入します。whatすらありませんが、意図はちゃんと通じます。
スピードとシンプルさを重視しました。
店員さんにもしっかり意味は通じたようで、紙に名前を記入してくださいました。
どうやらその聖人様は『St-Jacques』日本語で聖ヤコブ様です。
旅行者の皆さんは満足気に紙と購入したお守りを持って帰られました。

私は、というとまだ持っていなかったジャンヌ像を見つけて購入しました。
私がフランスで購入する物品はこういう物になります。
あまり高価な物を購入する事が無いので出費はそれなりに抑えられます。
お会計の際、先程の店員さんと一緒にいた女性が話しかけてくださいました。

「ジャンヌ・ダルク好きなの?」
「はい。彼女の足跡を廻っているんです。」
「あら、本当?彼女の生家にはもう行った?」
「はい、いっぱい写真を撮りました。」


どうやらその女性はこの村の方で、この売店には遊びに来ていた様子です。
もう少しお話をしたかったのですが(身振り手振りスマホ頼りですが^^)
そろそろ教会が閉まる時間のようです。するとその女性が

「今日は村に泊まるのでしょう?明日の午前中、私の家にいらっしゃいよ。」

と、お呼ばれしてしまいました。
私も、短い時間ではありますが彼女の人柄に惹かれてお邪魔することにしました。
場所はなんと、ジャンヌの生家の向かい側です。

明日の再会を約束して私は教会を出ました。
食事をして宿に戻らないといけません。
その時の私は楽しい出会いに浮かれていて、あんな恐ろしい光景を目にするとは思いもしなかったのです・・・

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